2018年9月23日日曜日

AIRSIM

以前から、外国、主にUS訪問時のネット環境を用意したいと思っていた。モバイルルーター借りるのは結構高いし、借りる/返すの手間もかかる。で、iPhoneで直接使えるSIMなら差し替えの手間はあるけど空港自販機で買えるし、Amazonで事前購入しておけば多少安くなるな~、などと調べてみたら、訪問先で何度でも使えるプリペイドSIMがいくつかある。今回選んでみたのは香港発のAIRSIM。




Amazonで残高10米ドルのSIMを購入、日本円1480也。すぐ届いたので、日本で一度使ってみた。

iOSのAIRSIM ROAMというappをインストールするところから始まる。このapp上でSIMカード番号などを入れてSIMカードをアクティベートする。これはAIRSIMを挿してなくて良い。

あとは使いたい国のデータプランを購入する。appの画面一番下にある”Buy”のところで訪問先のデータプランを選んで購入する。やはりアジアが良くカバーされているし、ComboというEuropeとかCHN-HKG-MACとかいう周遊プランもある。日本だとIIJとSoftbankが選べる。USだとAT&T。

国、日、期間を選択して、都度プランを購入する。同一SIMを使いまわして使いたいときだけプランを購入すればよいので、毎回SIMを購入する必要は無い。Docomo IIJ 24hrs 1GB 4G Dataで$3.99。AIRTALKというのは通話機能で、今回含めず。30分だとチャージ無しみたいだけど。

USだと48hrs 1GB 4G Dataで$12.49。支払いはPaypalが使える。金額は毎回SIM買うのとあまり変わりないけど、毎回購入する手間は省けるし、使い終わったSIMを捨てちゃうというのは個人的には気分が良くないし。




で、プランの日になったらAIRSIMを挿し、APN設定をすることになる。APNの設定はappで事前に見れるようになっている。
このappはネット接続していないと役に立たないので、訪問国のAPN設定は事前に日本で記録しておいたほうが良い。訪問先ですぐにWifi環境があるわけではないと思うので。






この通り、APNは日本IIJとUSともに自動設定されることになっている。が、今回の日本での予行練習ではうまくつながらなかった。
mineoのプロファイルを削除したうえで、設定>>モバイルデータ通信>>通信のオプション>>モバイルデータ通信ネットワークにて、上のAPN情報にある "auto.iijmobile.biz" を直打ちすることで繋がった。データローミングをONにするようマニュアルに記載があったけど、OFFでも繋がった(モバイルデータ通信>>通信のオプション)。
最初は3Gにしかならず、LTEをつかんだのはしばらくたってから。






Speedtestでダウンロード30.3Mbps、アップロード2.92Mbps出ていたので、まずまず。夜中1時ですけど。

帰国してAIRSIMからmineoに戻す時には、SIM差し替えた後でプロファイルをダウンロードすればよい(https://mineo.jp/sph/r/d/apn/)。このあたりの設定画面はAIRSIM挿入時と異なる。










USでもAPNを直打ちしなくちゃいけない予感。"internet"ね。

なお、iPhoneのケース PowersupportのAir Jacketだと外すのちょっと大変だしSIMトレイの口が開いていないので、外しやすいTPUケースに替えた。SIMトレイの口が開いているケースって無いのだろうか。
Dual SIMの新型iPhone良いな~と思ったり。