2019年2月16日土曜日

スマート家電リモコン RS-WFIREX4

ラトックシステムが最近出したスマート家電リモコン RS-WFIREX4を買ってみた。税込\7560。今回はこれを使えるようになるまでの奮闘記録。



結論を先に言うと、最初のWifi接続がうまくいかなかった。
結局、マニュアルではなくWPSでWifi接続することでうまくいった。


RS-WFIREX4本体は小柄で軽量。USB給電となっていて、チャチなきしめんケーブルが付属してくる。ACアダプタは別途用意する必要があるので注意。iPhone付属品みたいなスマホ充電用アダプタを使えば良い。

iPhoneにapp「家電アプリ」をインストール。まずはこのアプリ経由でRS-WFIREX4を家庭内Wifiに接続することから始まるが、うちの場合はこの接続がうまくいかなかった。


LAN diagramは以下の通り。




ルーター: MICRO RESEARCH / NetGenesisGL2000
diagram中、左にある灰色。この6年間トラブルなく安定稼動している信頼の品。

WiFiアクセスポイント: TP-LINK / RE650
diagram中、2つある黄色のうち上にあるやつ。Extenderをアクセスポイントとして使っている。ご覧の通りぶら下がるデバイスが多い中で1年ちょい安定稼動しているので結構気に入っている。一応、TP-LINK製品群の上位機種。


diagram中、赤で囲ったRS-WFIREX4を今回加えることになる。
ルーターとアクセスポイントのMACアドレス制限を一時的にOFF、指示に従いスマホのWifi接続は2.4GHzで、とやるべきことは抑えたつもりだが.....繋がらない。

RS-WFIREX4のMACアドレスをQRコードから読んで入力、2.4GHzのSSIDを選択してそのパスワードを入力するだけで良いはずなのだが。
RS-WFIREX4が発するSSIDはスマホから見えている。


サポートサイトから問い合わせを出したところ、翌営業日に返信が届き、「Wifi出力のチャンネルを自動ではなくて固定に」とアドバイスされた。
が、実はチャンネルについてはweb情報を見て既にトライ済み。あらためて試してみたもののやはり繋がらない。


あきらめて数日放置した後、ためしにモバイルルーターMR05LN (diagram中、2つある黄色の下のやつ) を一時的に家庭内Wifiアクセスポイントとして使用、RS-WFIREX4を接続できるか試してみたところ、Wifi接続することができた。無事リモコン設定の画面にたどりつき、リモコンボタンを設定することができた。

ただ、どういうわけかリモコンのボタンを押した後の反応がやたら遅い。appにテレビのリモコンを設定、電源ボタンを押しても30秒位しないとテレビの画面が消えない、とか。


とりあえず、接続にあたってはRS-WFIREX4本体、ルーターともにOK、アクセスポイントRE650がNGみたい。
その後数日マニュアル接続をトライして失敗し続けた後、なんとなくWPS接続を試すことにした。
RE650でWPSなぞ使ったこと無く、機器正面の大きな円ボタンを押せばWPSがスタートすることをwebでまずは確認。
あまり期待しないで接続の様子を見ていたのだが、なぜかこれでRS-WFIREX4がWifiに接続されてリモコン設定まで進むことができた。
ルーターとアクセスポイントでMACアドレス制限をかけても接続に問題なし。
リモコンボタンを押した後のタイムラグも短く、家電付属リモコンの使用感と大差無い。


ということで、やっと使えるようになったRS-WFIREX4。日本製家電リモコンのプリセットが充実しているのが売りなのだけど、うちのリモコンは古いためかリストに無く、結局手動学習。
一通り動かせるようになったので、次はSiriからの音声操作に進む。